サッカーをプレイできる環境

サッカー日和  あなたはサッカーの代表チームを本当に強くするためにはどうすればいいと思いますか?もちろん、代表チームを強化するために、海外から優れた指導者を連れて来たり、強豪国との試合を組み、多くの経験を積むことも重要です。

これらは代表チームを直接的に強化することにはつながります。ですが、長期的な強化にはなかなかつながりません。一時的にチームをある程度強くすることができたとしても、本当の意味で強豪国にはなれないでしょう。

昔から、本当の意味で強豪国と呼ばれているブラジルやイタリア、ドイツなどの国ももちろん、一時的な強化も行っていますが、それ以上に次々と優れた選手が登場し続け、その結果としてチームとして高い水準を維持し続けています。

では、どうして強豪国は次々と優れた選手を輩出できるのでしょう?その理由はやはり環境にあるのではないでしょうか? では、強豪国と日本ではどのように環境が違っているのでしょうか?

サッカーという選択肢をえらびやすい環境に

 まず、子供が何かのスポーツをする時に、サッカーという選択肢を選びやすい環境であるかどうか、という点がとても大きなポイントとなります。

海外では地方であっても当たり前のようにサッカーのジュニアチームがあります。なので、サッカーという選択肢をとても選びやすい環境であると言えるでしょう。

それに対して日本の場合はどうでしょう?もちろん、日本にもジュニアチームはありますが、その数は決して多いとは言えません。地方になれば、少年野球のチームはあっても、サッカーのジュニアチームはない…そんな地域の方が多いのです。 このような状況では、たとえ子供がサッカーに興味を持ったとしても早い段階で本格的な指導を受けることができません。

プレイ環境の選択肢も少ない

 地域を問わず、多くの人が本格的にサッカーの指導を受けることができるようになるのは、日本の場合は一般的に中学生からでしょう。 日本の学校の多くには部活があります。そこで、サッカー部に入部することによって初めて本格的にサッカーを始めるという方が大半でしょう。 しかし、ここでも選択肢がかなり狭くなります。日本で中高生がサッカーをするとなれば、学校の部活以外の選択肢はほぼないと言っても過言ではありません。

ですが、海外の場合は中高生の所属できるクラブチームもかなり多いのです。なので、どこでサッカーをするのかを自分の意思によって決めることができるのです。 日本の場合は、その選択肢がほぼないことから、もしその学校の部活が自分にマッチしていない場合、サッカーそのものができなくなってしまうかもしれません。

そのスポーツは好きでも、学校の部活ならではの雰囲気に馴染むことができずにやめてしまった…そんな経験をしたことがあるという方も多いでしょう。そうなってしまえば、サッカー選手として大きく成長できる10代の貴重な数年間を無駄にしてしまうことになるのです。

このように、サッカーの強豪国と呼ばれている国と日本では、サッカーをとりまく環境も大きく異なっています。これが、優れた選手が誕生し辛い状況に繋がり、W杯などでなかなか勝つことができない理由となってしまうのかもしれません。