サポーターの持つ役割とは?

サッカー日和  よく、サッカーの世界では、サポーターが12番目の選手、と呼ばれることがあります。これは決して大袈裟な表現ではありません。そのチームを支えるサポーターがいるからこそ、チームは強くなれます。実際にサッカー強豪国のサポーターはとても熱狂的で、力強くチームをサポートしています。

もちろん、日本でも1993年のJリーグ開幕以降、サポーターの数は増加し続けています。では、これから日本代表がアジア最終予選を勝ち抜き、ワールドカップ本戦に出場するためにサポーターに求められるのはどんなことなのでしょうか? 考えてみましょう。

目の前にある勝利だけでなくその先を見据えて

 どうしても、サッカーを応援していると目の前の勝利ばかりに気をとられてしまいがちです。もちろん、一戦一戦の内容や勝利はとても大切なものです。その積み重ねによって、チームは強豪国へと成長して行くのです。 しかし、その先の未来までしっかりと見据えることができているでしょうか?

例えば、親善試合などには、さまざまな選手をテストする、という意味合いも含まれています。時には勝利することよりも、新しい選手を起用したり、これまでにない戦術に挑戦することの方が大切なケースもあります。

しかし、目の前の勝利ばかりに執着してしまうと、新しいことに挑戦できず、チームが成長できなくなってしまうのです。それどころか、選手の世代交代を進めることもできずに、長い目でみると、チームが弱体化することにも繋がってしまいます。

こういった点も理解した上で、しっかりとチームを見つめることができているでしょうか?若手選手中心のチームで戦いに望めば、がっかりしてしまう、というサポーターも少なくないようです。確かに、主力となるトップ選手のプレーが見たい、という気持ちはわかりますが、親善試合などにおいては、それ以上に重視しなければならないものがある、ということを理解すべきでしょう。

そして、チームと一緒に新しい選手の起用や、テスト的な戦術を楽しむ余裕を持つことも必要なのです。

本戦での敗北に拍手はいらない?

 ワールドカップ予選や、本戦でおいて敗北してしまった時、あなたはどうしますか?精一杯戦った選手をねぎらい、拍手を送ることも、確かに悪いことではありません。

しかし、負けた原因を分析し、批判するのもサポーターの役割なのではないでしょうか。負けてしまったらそれでおわり…これでは、そのチームは成長することはできないでしょう。 負けたときこそ、その試合をしっかりと振り返り、分析することが重要なのではないでしょうか?

少し過激な意見になってしまうかもしれませんが、重要な試合で負けてしまった場合は、その戦犯探しだって時には必要となるのです。 実際に強豪国の代表チームは、重要な試合で敗北すると大きなバッシングを受けますし、敗因の分析がサポーターレベルでも行われるのは当たり前となっています。 これによって、チームはさらに成長することができるのです。

あなたは、どんな風にサッカーを楽しんでいるでしょうか?もし、これからの日本サッカーの成長を願っているのであれば、時には少し違った視点でサポーターとしての役割を考えてみてはいかがでしょうか?