時には批判し、反省をうながすこと

サッカー日和 サッカー日本代表をより強くするために、私たちサポーターができることは単に声援を送り、国内サッカーを盛り上げることだけではありません。

たとえば、ワールドカップをはじめとする大きな大会で代表がまったく結果を残すことができなかったとき、私たちサポーターはどうするでしょう? ほとんどの方が「感動をありがとう」「結果は残せなかったけど、よくがんばった」と暖かい声援を送るのではないでしょうか?

もちろん、これも大切なことです。きっと選手たちの励みになることでしょう。しかし、これだけで良いのでしょうか?

日本のサポーターは優しすぎる?

 ほとんどの日本サポーターは代表が惨敗したとしても、暖かい声援で選手やスタッフを迎えます。報道も比較的好意的なものが中心となります。 結果は残すことができなかったけれど、よくがんばった!もちろん、このような声援によって代表チームが支えられているのは事実です。

では、海外ではどうでしょう?強豪と呼ばれるヨーロッパや南米の国々では、チームが結果を残すことができなければ辛辣な言葉で厳しい批判を浴びることになります。 日本ではあまりされることのない戦犯探しにも積極的です。どんなに実績のある人気の高い選手であっても、大きな大会で結果を残すことができなければ、戦犯扱いされ、大きな批判の的となってしまいます。

選手やスタッフにとっては非常に辛いことかもしれません。しかし、批判し、戦犯探しをするということは、負けてしまった理由を探し、チームの問題点を炙り出すという効果を持っています。 強豪国は、これを繰り返すことによってチームを強化し続けてきたのです。

まずは失敗の反省を

 日本サッカー界は、負けてしまったらすぐに次に目を向けてしまいます。ワールドカップで結果を残すことができなくても、特に反省することなくもう4年後を見ているのです。 この前向きな姿勢はもちろん悪いことではありません。

しかし、負けてしまった、失敗してしまった理由を探し、反省しなければ敗北をまったく無意味なものにしてしまいます。 敗北は多くのことを教えてくれます。ここから目を逸らし続けていては日本サッカーは強豪国になることはできないでしょう。

私たちサポーターは、暖かい声援を送ると同時に、時には厳しく批判し、反省をうながさなければならないのです。

まだワールドカップ本戦に出場することすら叶わなかった頃と比べれば、日本サッカーは間違いなく強くなっています。 しかし、まだ強豪国と肩を並べたとは言えません。ワールドカップで優勝争いを繰り広げているような国々との違いサポーターの姿勢にもあります。

そう考えると、私たちが姿勢を変えることによって、サッカー日本代表をもっと強くすることができるのかもしれません。