現役悪童と言えばこの人!ウェイン・ルーニー(その1)

サッカー日和  アルゼンチンのメッシやオランダのスナイデル、そして日本の長友のように人間性も高く評価されているスター選手が多い中、逆に品位に欠ける行動やさまざまなトラブルを巻き起こしてしまう悪童と呼ばれる選手も存在しています。
サッカーは「紳士のスポーツ」と呼ばれるほど、フェア精神の無いプレイヤーは厳しい処罰を受けます。しかし、世界の悪童スターたちは何度処罰を受けようとも、自分のスタイルを貫きます。
サッカー界のヒール役である彼らの中にも魅力的な選手は多く存在しています。そして、彼らを熱狂的に支持するサポーターも少なくありません。筆者もその一人で、もっとも好きな選手は?と問われたら、イングランドのウェイン・ルーニーの名を挙げるでしょう。サッカー選手として魅力的であることはもちろん、彼の巻き起こすトラブルやとんでもない言動にも惹きつけられてしまいます。
世界悪童列伝の最初の一人として、まずはこのルーニーを取り上げたいと思います。

ワンダーボーイを超えた悪童

 ルーニーのデビューはとても衝撃的なものでした。10歳の若さで、イングランドの名門・エヴァートンFCに入団、そして16歳でトップチームデビューを果たしました。そして、デビューから2か月後、強豪・アーセナル戦でプロ初ゴールを記録します。これは当時のプレミアリーグ最年少ゴール記録を更新するものでした。
そして、翌年には17歳の若さで代表デビューを果たしました。これはかつてワンダーボーイと呼ばれたスター選手マイケル・オーウェンの代表最年少出場記録を更新するものでした。そして、その半年後には代表初ゴールを決め、またしてもオーウェンの持つ代表最年少ゴール記録を更新しました。
若きスター候補の登場に、イングランドをはじめとする世界のサッカーファンが湧きました。しかし、この頃から悪童としての一面が顔を出し始めました。

このようにルーニーはデビューから一気にイングランドを代表するスター選手となりました。しかし、これは彼の伝説の序章に過ぎません。ここでは3回に分けて、悪童としての一面、そして優れたサッカー選手としての一面に迫って行きたいと思います。