現役悪童と言えばこの人!ウェイン・ルーニー(その2)

サッカー日和 次回ワールドカップでもやはりイングランド代表の顔となるのは「悪童」ウェイン・ルーニーでしょう。その恵まれた身体能力や、ゴール感覚によってクラブチームではゴールを量産している稀代のストライカーです。

しかし、過去に出場したワールドカップでは不振に悩まされ、いまだにゴールすら決めることができていません。

そんなウェイン・ルーニーのウィークポイントであり、悪童と呼ばれる所以となる問題点について考えてみましょう。

華々しいキャリアの裏に

 華々しいキャリアを重ねてきたルーニーですが、注目を集めるにつれて、次第に彼のもう一つの一面が明らかになります。それがルーニーの選手としての最大の欠点である短気で荒い性格です。その性格によって、さまざまなトラブルを巻き起こすことになります。

10代の頃から所属していたエヴァートンFC退団のきっかけも、その性格が災いした結果でした。監督のデイヴィッド・モイーズと幾度も衝突、関係の悪化が退団の理由でした。退団後もモイーズとの舌戦が続き、最終的には舞台を裁判所に移さざるをえない状況となってしまいました。

現在(2013年6月時点)所属するマンチェスター・ユナイデッドに移籍後も、選手として素晴らしい活躍をする一方、ピッチ外では常にトラブルメーカーとしてマスコミを騒がせ続けました。

女性問題、アルコール依存、禁止区域での喫煙、トイレ以外の場所での放尿、そしてファンへの暴言…挙げ始めればキリがないほどの問題行動を繰り返し続けています。

次第に、その性格はピッチ内でも現れるようになり、相手選手を踏みつける、蹴飛ばすといった暴力行為によって幾度も退場や出場停止といった処分を受けています。

そんなルーニーと幾度も衝突しながら常に守り、指導し続けてきたマンチェスター・ユナイデッド監督アレックス・ファーガソンも2013年シーズン限りでの退団が決定。そして後任はなんと、エヴァートンFCで裁判沙汰にまでなったモイーズに決定しています。

ルーニーがチームにもし残るのであれば更なるトラブルが発生することは避けられないでしょう。今後の動きからも目を離すことができません。

このようにルーニーは性格に大きな問題を抱えています。しかし、それを補うことができるほどの実力を持った選手でもあります。次回はそんなルーニーの魅力についてお話したいと思います。