現役悪童と言えばこの人!ウェイン・ルーニー(その3)

サッカー日和 近年のイングランド代表を支え続けている存在といえば、やはりウェイン・ルーニーでしょう。サッカー発祥国でありながら、近年は満足のゆく結果を残すことの出来ていないイングランド代表の、勝利のカギを握っているのはやはりルーニーです。

過去2大会では不調に悩まされ、いまだワールドカップの舞台でゴールを決めていません。彼がこの大舞台で覚醒すれば、イングランドも優勝候補の一角となることができるでしょう。

ここではそんなルーニーの選手としての魅力をご紹介したいと思います。ただのトラブルメーカーではないルーニーに迫ってみましょう。

それでも輝き続ける選手としてのスター性

 ルーニーがこれほどまでの問題行動を繰り返してきたにも関わらず、多くのファンに支持されている理由は、やはり選手としての高い実力とスター性でしょう。ワールドカップでは結果を残せていないものの、クラブチームでは重要な局面で必ずゴールを決めてくれる大きな存在です。

また、その性格に反してプレイスタイルはとても献身的なもので、豊富な運動量で攻撃から守備までしっかりとカバーしています。さまざまなポジションでの動き、そして柔軟なプレイスタイルを見ていると、筆者は、ルーニーはメッシ以上の存在なのではないか、と思ってしまいます。

そして、忘れてはならないのがゴール感覚です。優れた空間認識能力を持ち、ボールの位置、敵・味方の位置、そしてそこからゴールへの最短ルートを導き出します。また、高い運動能力を活かしたアクロバティックなゴールを決めることも少なくありません。

2012年、マンチェスターシティとのダービーマッチで1-1の後半33分に決めたオーバーヘットでのゴールは、プレミアリーグ史上最高のゴールとして多くのサッカーファンの間で語り草となっています。

問題の多い言動によって注目を集めることの多いルーニーですが、純粋にサッカー選手としての才能や実力は、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドに匹敵するほどのものです。ブラジルワールドカップでは問題行動ではなく、そのプレイで注目を集めてほしいものです。